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エピソード07「かえでとは絶交だからっ!」[前編]

いろは「絶交階段…か。一応、カイリくんにも教えようかな。もし、出くわした時に私一人じゃ対処しきれないと思うし。」

そういえば…灯花ちゃんとねむちゃんも喧嘩する度に“絶交„って言ってたなぁ…でも、喧嘩して絶交って言い出すのは小学生ぐらいだよね…







と思ってたんだけど…

??「もういいっ!かえでとは“絶交„だからっ!」

私と同じぐらいの子が思いっきり言ってました。

かえで「いいよ別に!!私だって【レナ】ちゃんとは絶交だよー。」

ももこ「もー、お前らどんだけ絶交すりゃ気が済むんだ?」

私が出るまくじゃ…ないよね。よし、見なかった事にしよう。

私は体の向きをクルリと変えそのまま帰ろうとしたら…

レナ「ちょっと、アンタ!!盗み聞きしてたんじゃない?!」

いろは「ひぅ!?」

私が帰ろうとすると空色の髪をしたツインテール(?)に見えなくもない女の子が怒鳴ってきました。

いろは「ぬ、盗み聞きはしてません…ただ声が…デカイから…」

レナ「はぁっ!?」

いろは「ひっ!」ビクッ

レナ「とにかく…盗み聞きなんて許せないんだから!!」

ももこ「いろはちゃん?」

レナ「なっ!?ももこコイツ知り合い?」

ももこ「あぁ、まぁ…」

かえで「大丈夫?」

いろは「うん。」

間一髪…ももこさんとこの間助けた子が助けてくれました。

ももこ「紹介するよ。この子は【水波レナ】。中学3年生。」

かえで「私は【秋野かえで】です。この間はありがとう。」

いろは「無事で良かったよ。私、【環いろは】です。」

レナ「ふん、弱そうね。」

いろは「あはは…」

レナ「とにかく…盗み聞きした事謝ってよね?」

いろは「だからしてないって…」ボソッ

レナ「はぁ!?じゃあ、勝負しましょ!アンタも魔法少女でしょ?」

いろは「な、何で?!私が魔法少女だって分かったの?!」

レナ「その指輪…魔法少女の証。」

いろは「あ…で、でも…勝負だなんて…」

かえで「ダメだよ!」

ももこ「いきなり過ぎる!」

レナ「じゃあ、ここで謝る?」

いろは「………。」

やってもない事をやった事にされるのは嫌だし…しょうがないよね。あんまり争いたくないけど…

いろは「分かった…」パァン

かえで「いろはちゃん!!」

レナ「わりと根性あんじゃん。」

多分まともにやったら負けるよね…考えなきゃ…

レナ「じゃ、遠慮なく!!」バッ

いろは「うわっ?!」

レナ「見たところ遠距離武器みたいだけど…懐に入ればこっちのもんよ!これでもくらえ!!」

いろは「きゃあっ!?」

私の目の前は眩い光が差し目を開けるとそこには…

いろは「私……!?」

もう1人の私がいた。

レナ「戸惑ってるわね。」バッ

いろは「っっ!!」

レナ「遅いっ!!」ガッ

いろは「きゃっ!!」

レナ「戦闘経験少なそうね!!」ダッ

レナさんは容赦なく攻撃しまくってきた。考えるヒマすら与えてくれない…ももこさんかかえでちゃんに『助けて』って言わなきゃ…でも、言わずにこうしてやられっぱなしになってたら助けてくれる…?ももこさんとかえでちゃんならそうだよ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー










??『ならないよ…』

っっ!?

??『助けを求めてはならないよ。』

この声…あの時の!!

??『アナタには全ての魔法少女を倒す力がある。』

何言って…

??『今、戦っている子も敵ではないよ…。』

え…でも、この有り様見て分かるでしょ?勝ち目ないよ…

??『それはアナタが持つ本来の力を発揮できていないから。』

……その力があれば勝てるの??

??『勝つ?何を言っているのかが分からない…アナタの使命は全ての魔法少女と魔法少年である【麻倉カイリ】を排除する事…』

そんな事、できないよ…

??『ならば無理矢理アナタをのっとるのみ!!』

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

レナ「何?呆気ないわね。」

いろは「…………す。」ボソッ

レナ「え?」

いろは「アナタをこの手で…倒すっ!」バッ

レナ「っっ!?(これは…殺気?!)」

いろは「さっきまでの勢いはどうしたのーー!」

ももこ「…!マズイっ!」

かえで「え?」

ももこ「加戦するぞ!」

かえで「で、でも…私はレナちゃんと…」

ももこ「今は絶交とか気にしてる場合か!!」

かえで「そういう事じゃないけど…」

ももこ「このままじゃ間違いなくレナは…“死ぬ„ぞ。」

かえで「え……?」

ももこ「あの状況を見て分からないのか…?」

かえで「分かるよ…レナちゃんの方が優勢…っっ!!」

レナ「はぁ…はぁ…」ゴフッ

いろは「呆気ないなぁ。」

レナ「ホントに…同一人物?」

いろは「皆同じ反応するなぁ…正真正銘【環いろは】だって。ん?」

ザンッ

弓…これって…

カイリ「環さんっ!!」ザッ

いろは「……カイリくん。」

カイリ「その目…」

僕が駆け寄った時には環さんの目は片目だけ変わっていた、目付きは砂場の魔女の時と同じ優しさがなく冷たい目だった。

いろは「どうしてここが?」

カイリ「…用があって電話したのに出ないから探しに来たんです。そしたら何か争ってる声がして…」

いろは「ふーん。」

レナ「ちょっと、アンタ何?」ゴホッ

カイリ「僕は【麻倉カイリ】です。大丈夫ですか?」

レナ「“僕„?」

ももこ「彼は魔法少年だよ。」

レナ「聞いた事ない…」

カイリ「後は任せて下さい…。」

ももこ「ダメだ!!君が太刀打ちできる相手じゃない!!“今のいろは„ちゃんは!殺されるぞ!!」

カイリ「大丈夫ですよ…きっと途中で切れます…」

ももこ「途中で切れる?」

やちよ「えぇ、私もこの状態の彼女と戦うのは二度目だわ。」

カイリ「やちよさん!?どうして?!」

やちよ「公園のベンチに忘れ物をしてね。来てみたらこうよ。手伝うわ。」

ももこ「アタシも!」

かえで「私も!」

カイリ「ありがとうございます!」

ももこ「レナは休んでろ。」

レナ「はぁ!?レナはまだやれる!」

ももこ「死にたいのか?」

レナ「アンタ達は死なないって言うの?」

カイリ「そりゃそんなズタボロじゃないからですよ。」

レナ「…………部外者のクセに。」

ももこ「部外者でも彼はレナの事心配してるんだぞ?」

レナ「分かったわよ。」

カイリ「行きますよ!」
2020/07/04 15:59更新 / 夏倉 天
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■作者メッセージ

お久しぶりです!!今回も「マギアレコード・魔法少年カイリ 魔法少女まどか☆マギカ外伝」読をんで頂きありがとうございます!!

前回のエピソードを少し書き直しました。
家に帰ったいろはちゃんが何故公園にいるんだ?って思ったのでやちよさんを帰らせる(?)事にしました。

さて、今回は途中から漫画とは全く違う物語の進み方です!!一体いろはちゃんに語りかけるアレはなんなのでしょうね?

今回はいつもより短めです!また次週!ふんふん♪


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