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エピソード00

やぁやぁ、ボクは【キュウべぇ】…突然すまないね。あ、ボクは今…君に話しかけているんだよ?読者様である君にね。君は“魔法少女„を知っているかい?まぁ、知っているだろうね。けど、“魔法少年„の存在は知らないんじゃないかな?今回は魔法少年も現れる…そして今後…彼がどのような展開を起こしていくのか楽しみだよ。それじゃ、また会おうね。

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看護師「カイリくん、退院おめでとう。」

カイリ「うん、ありがとう!」

カイリ父「カイリ、体調の方はどうだい?」

カイリ母「どこか痛い所はない?」

カイリ「凄く万全だよ!お父さん!お母さん!………。」

カイリ父「どうした?カイリ?」

カイリ「ん?いや、何でもないよ。早く帰ろう!」

カイリ母「そうね、今日はカイリが好きな野菜炒めよ!」

カイリ「やったぁ!」

僕は【麻倉カイリ】。中学2年生。極普通の少年だ。ただ、普通の少年と違う所は1つある。それは僕が“魔法少年„だということ。これはつい最近の話なんだけど…体調が良くなって退院まで3日前のこと…僕の目の前に【キュウべぇ】が現れた。

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カイリ『ついに明後日退院か~!』

ユラッ

キュウべぇ『やぁ。』

カイリ『誰!?』

キュウべぇ『そんな警戒な眼差しを向けないでおくれよ。ボクは君に何も危害を加えたりしないよ。【麻倉カイリ】。』

カイリ『何で僕の名前を!?』

キュウべぇ『今はどうだっていいじゃないか。』

何だ…コイツは…ぬいぐるみ…じゃないよな…喋ってるし…

キュウべぇ『麻倉カイリ。君に“魔法少年„になってほしい。』

カイリ『“魔法少年„?』

キュウべぇ『そう。“魔法少女„と共に“魔女„と戦い、世界を守ってほしいんだ。』

カイリ『“魔法少女„?”魔女„?“戦う„?』

キュウべぇ『もちろんタダとでは言わないさ。君の願い事を1つだけ何でも叶えてあげる。』

カイリ『何でも?』

キュウべぇ『あぁ、その代わりボクと契約して“魔法少年„になってよ!』

カイリ『…………。』

キュウべぇ『直ぐにとは言わないよ。ゆっくり決めるといい。』

カイリ『分かった…契約しよう。』

キュウべぇ『切り替えが速いんだね。さぁ、願いを言ってごらん?』

カイリ『僕の願いはーーー』

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という事があった。そして僕が“魔法少年„である事は秘密でないといけない。たとえ身内だろうと…同じ魔法少年or魔法少女でなけれぱ…そして僕は時々思う…今日だってそうだ…お父さんやお母さん…僕の家族は2人だけだと思うのに…どうしてこんなにも何かが足りない気分になるのだろう…

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私は最近同じ夢を見る…知らない女の子が病室で私に何か話しかけている夢を…
でも、私はその声が聞こえない…静かで心地のいい場所…そして何故だかその夢を見る度に私の胸はキュッと締め付けられるように痛いの…

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私は【環いろは】。中学3年生。
宝崎市に住む普通の女の子…でも、1つ違うのは私は“魔法少女„だということ。この事は誰にも内緒なの…同じ“魔法少女„でない限り…

いろは父「おはよーいろは。」ファ~

いろは「お父さん、お母さんおはよう。もう朝ごはんできてるよ。今よそおうから待ってね。」

あれ?また、1人分多く作っちゃった…

いろは「(まぁ、いいか。)」

私は気にもせずそのまま朝食をお父さんとお母さんの所へ持っていき箸を進めた。

いろは「お味噌汁の味だいじょうぶ?一応味見して確認して置いたんだけど。」

いろは母「ちょっと待ってね。」クィッ

いろは「…………。」ゴクリッ

いろは母「…………。」

いろは「どうかな?」

いろは母「うん!バッチリね♪もう完全にお母さんの味覚えたわね!」

いろは「良かった~!」

いろは父「でもなぁ…お父さんはもう少し濃味の方が好きだなぁ…」

いろは母「もう!お父さん、せっかく娘が作ってくれてるのにあなたって人は…」

いろは父「あっ、ごめん(汗)いろは…」

いろは「う、ううん!気にしないで!次は気を付けて作るね。」

いろは母「だいたい薄味の方が体にいいじゃない。」

いろは父「でもなぁ…母さんの料理といいなんか…病院食みたいで…」ゴニョゴニョ

いろは母「もう!」

いろは「まぁ。仕方ないよ!味の好みは人それぞれ!」

いろは母「そうだけど~。」

いろは「ほら、ご飯冷めちゃうよ!」

いろは母「うぅ~。」

これが私の父と母です。どこにでもいる普通のお父さん、お母さんなんだけどとっても優しいの。

いろは「あ、そうだお母さん。」

いろは母「どうしたの?」

いろは「今日の放課後“新西駅„に寄ってきてもいい?」

いろは母「あら、“神浜„まで行くの?」

いろは「ダメかな?」

いろは母「別に構わないけど…迷子には気を付けるのよ?」

いろは「な、ならないよっ!!もう中3だよ!?幼稚園児じゃないんだいら!」

いろは母「大丈夫だとは思うけど…でもあなた…地図アプリも使えないじゃない。こないだも乗り換え調べられずに間違えて…」

いろは「うわぁぁぁ!!わかったから!わかったから!その話はもういいよ~!!」

いろは母「あらあら顔を真っ赤にしちゃって。」クスッ

いろは「あんまりからかわないでよ…」

いろは母「ごめん、ごめん、つい。」クスクス

いろは「もう、じゃあ…ちゃんと遅くならないようにするから!いってきまーす!」


2020/06/27 22:17更新 / 夏倉 天
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■作者メッセージ

エピソード00を読んで頂きありがとうございます。ほぼ漫画のセリフなんですが漫画全てのセリフをそのまま入れてしまっては面白味がないと思いましたので漫画ではないセリフや漫画で言っているセリフをいじってみたりさせていただきました。

さて、皆さんは願い事を何でも1つ叶えてもらえるとしたら何を願いますか?
私は…災害の来ない世界にしたいです(笑)

では、次回も頑張って物語を進めていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願い致します!


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