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エピソード13「会いたい人に会えるんだって」[後編]

カイリ「つ、疲れた…」

はぁ…ほんっっっとに迷った!!でも、戻れた!良かったぁ!

鶴乃「ご苦労様!カイリくん!万々歳寄ってく?」

カイリ「あー、いえ、大丈夫です。」

鶴乃「そお?」

カイリ「はい、帰って課題終わらせないとなので…」

鶴乃「そっか、じゃあ、いろはちゃんに今日は解散というメールだけ送っとこう!」

カイリ「はい、わかりました。」

僕は環さんにメールを送り家へ帰った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
やちよ「環さん!」

いろは「はい!」

今、私とやちよさんは魔女の結界にいる。何故かというと今日はもう帰ろうとした時に魔女の気配がしたからだ。しかも場所は人が沢山いるショッピングモール、どうして沢山人がいたのだろうと思ってたらやちよさんが「今日はポイント10倍デーなのよ!」とまっすぐな眼差しで言っていました。

いろは「これじゃ、やちよさんの足手まといだ…」

私は自分の弱さに腹が立った…こんなんじゃ、やちよさんの力になれないと…

やちよ「環さん??」

心臓の鼓動が早くなるのが分かった…ドクンドクンと早くなっていく…やちよさんの方を見ると心配そうな顔をしていた。

いろは「………て」

やちよ「え?」

いろは「離れて下さいっ!!」

やちよ「そんなっ!」

いろは「全て…排除する。ころすっ!」ダッ

やちよ「環さん!!!」

いろは「はぁっ!」バシュン

私は使い魔を蹴散らし最深部へと歩を進める。後を追うようにやちよさんがつけて来る。

いろは「今、あなたに構ってる暇ないんだけど?後で殺すから待っててくれない?」

やちよ「………。」

無反応……か。はぁ、まぁいいや。後で殺すんだし。

いろは「魔女さんはっけーん。」ザッ

私はクロスボウに魔力を溜める。その魔力を放とうとした瞬間。

やちよ「アブソリュートレイン!」ズァッ

いろは「はぁ!!??」

私はいきなり放たれた水の渦に驚きを隠せなかった。

いろは「何してくれてるの?私の獲物を!」

やちよ「いや、あなたがモタモタしているからでしょ?」

いろは「はぁ…ほんっとムカつく!」ダッ

私が目の前の敵を襲おうとした時そこで何かがプツンと切れた。

いろは「……やちよ、さん?」

やちよ「大丈夫?魔女は倒したわ。」

いろは「そうですか、良かった。」

やちよ「ええ。」

いろは「すいません、足手まといで。」

やちよ「そんな事ないわ。あなたが一緒で良かった。」

いろは「また、認められちゃいましたね。えへへ。」

やちよ「ねぇ、環さん?」

いろは「はい?」

急に真面目な顔になるやちよさん。どうしんだろう?

やちよ「買い物…手伝ってくれない?」

………………。

やちよ「お惣菜が安いのよ!それにあそこのコロッケ、サクサクで美味しいのよ!」

いろは「コロッケ?」

私がそう言ったあとタイムセールの放送が流れた。するとやちよさんはシャキーンと目を輝かせ背筋を更にピーンと伸ばして

やちよ「ポイント10倍とタイムセール!このチャンスを逃すわけにはいかないわ!」

楽しそう、というか嬉しそう。そう私が思っているとやちよさんが「はっ!」となる。

やちよ「分かったわ…口寄せ神社の場所が!」

いろは「ええ?!」

やちよ「でも、まずはコロッケよ!環さんも食べていって!奢るわ!」

いろは「え、でも、そんな!」

やちよ「いいから!はい、これ今回の戦利品!」

投げられたグリーフシードをキャッチ、やちよさん興奮し過ぎて色々めちゃくちゃだよ?!

いろは「もう、可愛いな…」

やちよ「ん?何か言ったかしら?」

いろは「いえ、何でもないです。」

私はやちよさんに笑ってみせた。
2020/09/16 18:40更新 / 夏倉 天
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■作者メッセージ

2話今日は投稿させていただきました!今回は短めですね!だから、結構話が飛んでると思います!また、お会いしましょう!ふんふん♪


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