連載小説

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エピソード14「カイリの記憶。」

いろは「“会いたい人に会える口寄せ神社„一体どこにあるんですか?」

私はやちよさんに口寄せ神社の場所を問いただす。

やちよ「“水名神社„よ。」

水名神社??でも、さっき、やちよさんは…

いろは「え、でも、やちよさん、さっき。」

やちよ「一つだけ見落としていたのよ…タイムセールで思いだしたわ。」

凄い思い出し方だな…私はそう心で思いながらやちよさんの言葉を待った。

やちよ「参拝する時間よ。」

いろは「参拝?」

参拝する時間を変えて変わるものなのかな?

やちよ「スタンプラリーの話は覚えてるわよね?」

いろは「あ、はい。女の人が死んだはずの男の人と再会した話ですよね?」

やちよ「ええ、それで環さん。“幽霊
„っていつ出てくると思う?」

いろは「え?えーっと、正しい時間は分からないですね。見たことないですし。」

やちよ「そういうことじゃなくて…」

私は何か間違ったことを言っただろうか?思わずやちよさんを見て首をかしげてしまった。

やちよ「時間じゃなくて…」

いろは「ああ、夜ですね!」

私は手をポンと手を得意気に叩く。

やちよ「そう、夜が条件なのよ。あのウワサが発動するのは…」

いろは「だから昼や夕方に参拝しても何も起きなかったんですね!夜は閉まってますし!じゃ、夜に参拝すれば!」

やちよ「会えるかもしれないわね。」

いろは「それなら今すぐ行った方が…」

やちよ「今日はもう帰りましょう。魔女との一戦があったし。明日にしましょう。“あなた„も疲れてるでしょう?」

私はやちよさんの言葉に「え?」と声を出してしまった。意外だ…やちよさんならまた「あなたはやめときなさい。」とか言われるものだと思った。

やちよ「どうしたの?」

いろは「いや、その…いいんですか?」

やちよ「ウワサと戦うことになると思うし人数は多い方がいいわ。それにあなたの実力は認めているの。まぁ、危険だし無理にとは言わないわ。どうする?」

いろは「行きます!行かせて下さい!大丈夫です、やちよさんの前では死んだりしません!無駄な死体って言われちゃいますしね!」ニッ

私が笑って言葉を言うとやちよさんは「え?」と言葉を溢す。

どうしたんだろう?でも、その顔…さっきの時と同じだ…どこか寂しそうな顔…
やちよさんは私の言葉を待っているのかこちらをじっと見つめている。

いろは「前に言ったじゃないですか、この町に無駄な死体を増やしたくないって…」

やちよ「え、ええ…じゃあ、駅で待ち合わせしましょう。私は夕方まで大学の抗議があるから18時半になると思うわ。遅くなるでしょうから門限があるならご両親に伝えておいてね。」

いろは「はい!分かりました!」

私は思い出したように「あっ!」と言葉を出す。やちよさんが不思議そうな顔でこちらを見た。

いろは「あの、カイリくんともう一人連れていきたい人がいるんです…今日知り合った魔法少女で一緒に口寄せ神社を調べてて。」

やちよ「うわさを?」

いろは「はい!“最強の魔法少女„だからきっと力になってくれると思います!自称ですけど!」

やちよ「“最強の魔法少女„ってその子がそう名乗ったの?」

いろは「はい!」

やちよ「分かったわ。連れてきなさい。」

いろは「良かった。ありがとうございます!」

やちよ「じゃあ、また明日ね。」

いろは「はい!」

私はやちよさんと別れ家に帰った。

いろは「ただいまー。」

いろは父「おー、お帰り。」

いろは母「夕飯できてるわよ。」

いろは「うん、ありがとう。先に荷物置いて来るね。」

いろは両親「うん。」

私は階段を登り自分の部屋へと移動する。

いろは「カイリくんに電話しよう。」

私がカイリくんに電話しようと思いスマホを取り出すと未読メッセージがあったので先に読む。
そこには“今日は解散„と書いてあった。

いろは「あぁ、そういえばこっちは何も言わずに解散しちゃったな。ま、いいか。」

私はメッセージボックスを閉じカイリくんへ電話をする。この時私はメッセージでも良かったなと思った。

プルルルル

カイリ『はい?』

いろは「あ、カイリくん?私だけど。」

カイリ『どうしたんですか?』

いろは「明日の夕方18時半にやちよさんと鶴乃ちゃんと口寄せ神社に行くんだけど一緒に来てくれないかな?」

カイリ『場所分かったんですね!行きます!』

いろは「じゃあ、明日、水名神社前で!」

カイリ『はい!おやすみなさい!』

いろは「うん、おやすみ。」

ブッ

後で鶴乃ちゃんにも連絡しとこう。

いろは「よし、お父さん、お母さーん!ちょっと、いいかなぁー?」

いろは母「話ならご飯食べながら聞くわー!」

いろは「うんー!でも、行儀悪いから口の中にご飯入れたままは無しねー!」

いろは母「分かってるわよ!それはお父さんに言って!」

いろは父「酷いな、僕だって分かってるよ。」

私は笑みを溢しながら下へ降りる。

いろは「明日ね遅くなると思うの。だからご飯は抜きでいいよ。」

いろは母「あら、カイリくんとデート?」

いろは父「ほー、いろはも女の子だな!」

いろは「いや、違うから。」

私はワントーン低い声で言った。お母さんは「きゃっ♪」とか言ってたのでスルー。
それにしても明日が楽しみだ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
明日、環さん達と口寄せ神社に行くことになった。
僕はベッドで仰向けになりながら万々歳の味を思い出していた。

カイリ「…花見の時の環さんのお弁当もそうだったけど…鶴乃ちゃんのはもっと何か…懐かしい感じがしたな。」

僕は二人のご飯の味がどこか懐かしかった。どうしてだろうか?

カイリ「何で…こんなにも…」

やっぱ懐かしい…そんな気がする。
それと多分…僕が使った願い事は“環„さんか“鶴乃„ちゃんのどちらかの為に使ったんだ…つまり、僕と環さんか鶴乃ちゃんのどちらか二人に会っている…もしくは両方だ…でも、稀に見る夢で僕を“失望„“怒り„“悲しみ„の目で見たのは…確証はないけど…きっと…
















“鶴乃„ちゃんの方だ。
2020/09/22 19:40更新 / 夏倉 天
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■作者メッセージ

こんちは!今回も「マギアレコード・魔法少年カイリ 魔法少女まどか☆マギカ」を読んで頂きありがとうございます!

今回は口寄せ神社とカイリくんの記憶のお話をさせていただきました!
カイリくんが鶴乃ちゃんの為に願い事を使ったんだと言っていましたがそれは本当か…
鶴乃ちゃんといろはちゃんの二人のご飯の味が懐かしいと言っていましたね。本当に二人のどちらかに使ったのか?!それとも違う人なのか?!それがもうすぐ明らかに!はなりません!ごめんなさい!ハッキリと分かるのはもっと先のある“うわさ„で明らかになります!一体どうなるのか?!
あと、今回、省いてしまったのですがやちよさんがみふゆさんのことをいろはちゃんと重ねて思い返してるシーン。あ、今回も勝手にやちよさんの感情を書かせていただいてます!(顔写ってなかったけど。)

それと全く関係ない話するんですけど(いきなり)。先週の土曜日はラブライブ!サンシャイン!!の桜内梨子ちゃんの誕生日でスクフェスで誕生日限定BOXやってたので勧誘チケット(14枚)で回したんですよ!UR(一番レア)をゲットしようと思って!でも、出ないだろーなぁとか思いながら回してて、12回までちゃんと演出見てて13回目を回した辺りで友達が「回さして」と言ったのでタップして演出飛ばしたら“UR„とかかれたのが出てきて思考STOPしました(笑)

長文マジでスミマセン(汗)
来週も読んで頂けると嬉しいです!ふんふん♪


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