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エピソード19「フクロウ幸運水」

僕は姉を探している途中、フクロウ印の給水屋さんを見つけた。え?どうして姉を探しているかって?んー、それは…僕が見た夢で魔法少女がどーのって話をしたの姉だと思うんだ…何て言うか…似てるんだよね。“魔法少女覚醒„のウワサに…似てるというよりもそのままと言った方がいいのかもしれない…

カイリ「喉渇いたし水でも飲もうかな。」

僕が水を貰おうとすると聞き覚えのある声が聞こえた。

いろは「カイリくん?」

カイリ「環さん?どうしたんですか?」

いろは「ああ、うん、みたまさんにちょっと用事、ソウルジェムの調子を見てもらおうと思って。」

カイリ「そうですか!」

いろは「カイリくんは?」

カイリ「姉を探してて…」

いろは「みのりさん?だっけ?」

カイリ「はい。」

ウワサをすれば…だろうか…その人がやって来た。

みのり「呼んだ?」

カイリ「呼んではないけど…探してた。」

みのり「ふーん、私はちょっと…ね?」

カイリ「………?」

僕は不思議に姉の顔を見ていた。すると元気な声が聞こえてくる。

??「おーー!無料の水かーー!おっちゃん!オレにくれよー!」

カイリ「あ、あの!僕も頂きます!」

いろは「私も下さい。」

みのり「私は…そうね、頂こうかしら。」

おじさん「あいよ、今日は若いお客さんが来てくれて嬉しいねぇ。」

僕達は貰った水を一口ゴクリと飲んだ。

おじさん「」ニッ

おじさん以外全員「おいしい!!」

カイリ「なにこれ!」

??「おいおい!本当に水かよ!ジュースみたいに飲めるぞ!?」

いろは「こんなお水初めて!」

??「おっちゃん!もう一杯くれよ!もう一杯!」

おじさん「とても嬉しいけど悪いね、ひとり一日一杯の決まりなんだよ。」

??「なら、仕方ねぇーな!我慢する!」ニッ

みのり「それじゃあ、私は行くわ。」

カイリ「あ、待って!聞きたいことがあるんだ!」ガシッ

みのり「何?」

カイリ「姉さん…昔、僕に話した事…覚えてる?」

みのり「何の?」

カイリ「魔法少女がどうって…」

みのり「(思い出したの…?!これはまずいっ!)」

スッ

カイリ「!?」

また、頭をポンポンってするつもりか?!実の姉と分かっても嫌だ!しかも、僕はこの人を敵とみてる!

サッ

みのり「どうして交わすの?!」ガーン

カイリ「いや、やっぱりポンポンってされるのは…」

みのり「(頭がダメなら…)」

カイリ「あの、話…」

みのり「(肩だ!)いやー、どうしよっかな?」ポンツ

カイリ「…どうしていつも触ろうとするんだよ。」

みのり「次、いつ弟に会えるか分かんないんだもん♪で、何だっけ?」

カイリ「え?何もないけど?」

みのり「(上手くいった。)」

いろは「え?確か…」

みのり「いろはちゃん!」

いろは「え?あ、はい。」

みのり「また、協力してね!」ギュッ

いろは「え?何に?」

みのり「ふふ♪」

カイリ「環さん、何を言おうとしたんですか?」

いろは「え?私、何か言おうとしたっけ?」

カイリ「はい。」

いろは「忘れちゃった。」

??「何々?何話してんだよ?ボソボソ言ってて聞こえねぇーよ。」

みのり「何でもないわ、お水が美味しいねって!」

??「だよなっ!」

カイリ「ま、いいや、今日は帰りますね。」

いろは「うん、またね。」

みのり「さて、私も行こうかしら。」

??「オレもやることあるし帰るかー!」

僕達はそれぞれ解散した。
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キュウべぇ「キミは本当に不思議だね。」

みのり「それは誉め言葉?」

キュウべぇ「さぁ、どうだろうね。ところでどこまでの記憶を消したんだい?」

みのり「【環いろは】を操れるというところ…それとカイリの夢の記憶。まさか、昔、話した事が夢になって思いだすだなんて…」

キュウべぇ「そうかい、でも、君は何故、願い事とは関係のない能力を使えるんだい?しかも3つも…」

みのり「さぁ、覚えていないわ。」

キュウべぇ「そもそもキミは無能力だったね。『麻倉カイリが中学生になる時、魔法少年にしてほしい。』ここから生まれる能力はないはずだよ。しかも、実の弟を危険に晒すなんて。」

みのり「……。」

キュウべぇ「何か理由があるのかい?」

みのり「本当は一緒に手を組んで魔法少女覚醒のウワサを作るつもりだったの…でも、まさか薬の副作用で一部の記憶を無くすなんて…しかも私の記憶を…」

キュウべぇ「副作用とはいえピンポイントで姉の存在“だけ„消えるなんておかしくないかい?」

みのり「そうね、もしかしたら何か裏があるのかも…」

キュウべぇ「つまり薬に魔法少女の力が宿ってるってことかい?」

みのり「うん、そうなるわね。」

キュウべぇ「それとボクには気になることがあるんだ。」

みのり「なに?」

キュウべぇ「彼を傷つけないためかい?【麻倉カイリ】からある二人の記憶…いや……












【環いろは】と【由比鶴乃】の二人に昔、接触していることを【麻倉カイリ】の記憶から消しているのは…」

みのり「…………。」
2020/10/17 16:54更新 / 夏倉 天
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■作者メッセージ

今回はみのりさんのひとつめの能力が分かりました!!また、次回もお願いします!ふんふん♪


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