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エピソード32「ひとりぼっちの最果てのうわさ」【中編】

「いつつ….」

ここはどこだ? 周りが何かパソコンのプログラムみたいな画面が出てる。

「おき、ましたか?」スッ

「うぉぉ!?」ビクッ

僕はいきなり顔を覗かせてきた少女に驚く。

「えっと、この間はごめんなさい」

こないだ? あぁ

「気にしなくていいよ」

「….何故、あなたには私が見えたんですか?」

やっぱり彼女が透明人間の子か….

「君は人に見えないんだよね?」

「ええ、魔法少女にしか….」

「それは….僕が“魔法少年„だからだよ」

「魔法、少年?」

「うん、色々あってね」

「そう、ですか」

「ところで君、名前は?」

「私? 私ですか? 私は【二葉さな】です」

「僕は【麻倉カイリ】。中学2年生」

「あ、私と同じ、です」

「そうなんだ。いいよ、敬語じゃなくて」

「うん、ありがとう。私のことはさなでいいよ」

さなは僕がここに来て二週間ほど気絶してたこと、ここにはアイちゃんというウワサがいること

「さな」

僕とさなが暫く話していると機会みたいな声が聞こえた。

「アイちゃん」

彼女がアイちゃんか….

「アナタは?」

「【麻倉カイリ】」

「カイリ、さなが見えるのですか?」

「まぁ、うん」

「ならば、私を殺してほしい」

「っっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やちよさん、これ」

「“あなたは魔法少女ですか?„何? このメール」

「わかりま….」

私が「分かりません」と答えようとすると一度思考が止まる。

そして目の前にテレビで流れる砂嵐の
ようなものが映る

「環さん?」

「これは“ひとりぼっちの最果てのウワサ„だ。一番上から見てみろ」

「っ?!」

「まぁ、そんなに身構えなくていいじゃないか」

「あなた、いきなり襲ってきたことあるのにその言葉を信じるとでも?」

「….溜め息が溢れてしまうな。今は少し助言を出してやるだけだ。それに私はフェリシアとかいう娘と鶴乃という娘には勝てない」

鶴乃には前には勝てたが今は難しいだろう。

例え嫉妬や欲が出てきてもな。
あと、一人出てきてしまえば完全に覚醒するのだが….“殺意の環„め何をしている。

「………っ」

私の意識は戻った。
しかし、記憶はない。

「これが“ひとりぼっちの最果てのウワサ„….」

やちよさんが私のスマホを見ている。
これが“ひとりぼっちの最果てのウワサ„?
2021/04/27 19:27更新 / 夏倉 天
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■作者メッセージ

お久しぶりです! すみません、少し空いてしまいました!


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