連載小説

SS投稿館

目次 下へ

エピソード終「マギウス」

「......」

「環さん!」

「やっちゃん....」

「みふゆ、環さんに何をしたの?」

「魔法少女の真実を知ってもらってるんです」

「彼女にはまだ早いわ」

「早すぎますか? いずれは知らないといけないことです。」

「黙りなさい....」

「やっちゃんが手放したから彼女たちはここにいるんです」

「黙って!」

「.....それでは」ヒュゥン

「っ....やちよさん?」

「帰りましょう」

「....」

私はやちよさんについていき出口を目指した。会話に詰まっているとやちよさんが口を開く

「環さん」

「はいっ!」

「チームは解散よ」

え? 解散って?

「解散ってどういうことですか?!」

「言葉通りの意味よ」

「ちゃんと理由を言って下さい!」

「アナタには関係のないことよ」

「関係あります! 私とやちよさんの問題です! やちよさんが私を無視するつもりなら構いません! でも、理由も無しに解散なんて私は認めません!」

私が強く言うとやちよさんは振り返って

「私といるとアナタまで死ぬのよ?!」

「やちよさんがいると私が死ぬ....?」

「そうよ! 私が魔法少女になると引き換えに叶えた願いは“生き残る”こと、周りを犠牲にして私が生き残るの!」

「なに、それ....」

「もう、分かったでしょ? 私といるとアナタが危険な目に遭うのよ」

私はやちよさんの言葉に腹がたった。だから、

バチンッ

「え....」

「いい加減にして下さい! やちよさんのせいで私が死ぬ? 笑わせないで下さい! 私が死ぬという確証は私が死んでからにして下さい! そんなに心配ならやちよが私を守ればいい! でも、それでもやちよが苦しむなら私が守るよ?」ギュッ

私はやちよを優しく抱きしめた。

「泣いても....いいんだよ?」

ドォォォォン

「いろはさーん、やちよさーん!」

「カイリくん?!」

それに小さなキュウべぇも?!

「そっちにウワサが行きました! 気をつけて!」

「う、うん!」

フラッ

「くっ!」

動きが鈍くなって来た....

「っ!」バッ

「やちよ....」

「ありがとう、“いろは”」

「やっと、名前で呼んでくれたね」

「っ! アブソリュート・レイン!」

ドダダダダ

「ストライクアロー!」

バシュン

ウワサは倒せた。ただ、天井が崩れ始めた。

そして、移動した先には....

「マミ、先輩....」

「あら、カイリくん」

「っ! やちよさん、いろはさんを連れて逃げて下さい!」

「アナタだけで無茶よ!」

私のせいで二人が....

ヒュッ

「消化器?!」

ザンッ

プシューーッ

「ゴホッゴホッ」

「弱い者イジメなんてらしくないなー」

「....さやかちゃん!」

「カイリ、久々だね」

「う、うん」

「たくましくなったねー!」ガシガシ

「痛いよ」

「麻倉くん、友達?」

「あ、はい! クラスメイトです!」

「さて、と。マミさん。探したんですよ?」

「美樹さん? 美樹さんなの? 鹿目さんもいるの? そうよ、鹿目さんも呼ばなきゃ、神浜市に....っ!」

「マミさん?」

「行く先には絶望しかなかった....私たち、キュウべぇに騙されていたの! 魔法少女は皆、魔女になっちゃうのよ!」キィィィィン

巴さんはなんだか神々し位姿になった。それに突っ込んでいく美樹さんという人、でも、直ぐに弾かれてしまった。

「私も....戦う」

「無茶よ!」

「今のままではそうかもしれない」

でも、この力を使えば....


「まさか、ドッペルを使う気? 危険よ!」

「大丈夫、絶対に戻って来るから」

「くっ!」

「さやかちゃん!」

「オーケー!」

パァン

「ふふっ!」

「「っ?!」」

カンカン

「いろはさん!」

「.....!」

私が攻撃をしようとすると後ろから包帯状のものが巴さんを投げ飛ばした。

「ごめんなさい、私もドッペルを使えるの」

そこからは壮絶なバトルが繰り広げられた。途中、灯花ちゃんが姿を消した。

「くっ!」

私はドッペルが切れたのでもう一度、使おうとするとやちよがやって来て止められる。

「ドッペルとはそういう力よ」

「やちよがいたから安心して使うことが出来た」

「いろはさん、やちよさん!」

カイリくんが私たちの名前を呼んだ。でも、気がついた時には遅かった。

「キャアッ!?」

私が乗っていた地面が崩れ落ちた。やちよが危機一髪というところで私の腕を掴む。でも、下から巴さんのリボンが私を掴み下に引きずり込もうとする。このままじゃ、やちよまで!

「くっ!」キッ

バッ

「?!」

私はやちよの手を振り解いた。そして、私は、下へ巴さんに連れ去られた。

「っ! 小さなキュウべぇ....そういうことか! いろはさんを頼んだ!」ブンッ

「いろはーー!!」

「モッキユー!」
________________
約束したじゃない....死なないって....
________________

ーレナ視点になりますー

今、【里見灯花】による話が行われている。魔法救済について、魔法少女の真実について。

「っ、ぶつかってるわ....よ?!」

「.....」

「鶴乃?」

なんで、鶴乃が?

私はビックリして声が出なかった。気がついた時には話話が終わっていて拍手喝采だった。
________________
ツカツカツカ

「ふー、ホント話長いんだから、ま、アリナも皆とおんなじ気持ちで入ったワケだケド....にしても早く来ないかなぁ? “ワルプルギスの夜”」



2021/08/03 07:58更新 / 夏倉 天
«戻る 次へ»

■作者メッセージ

最後まで【魔法少年カイリ・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝】を呼んで頂きありがとうございました!個人的になんですけど、いろはちゃんがやちよさんの手を振り解くシーン。切ないですよね。

内容なんですが今回色々と端折ったり変えたりしてたのですが大丈夫でしたでしょうか?いろはちゃんがやちよさんを呼び捨てにしたりと!今回だけレナちゃん視点を入れさせて頂きました!

次回からは二部!描かせていただきます!中心人物が増えたりします!

にしても、二期!見ました!1話から最高ですね!【ケアレス】なんかも最高でした!一期の映像を持って来るという!あと、【ケアレス】のテレテレッテテ〜♪ってイントロで泣きそうになりました!

では、またお会いしましょう!

ふんふん♪


目次

いいね!

コメント
通報

SS投稿館